家を建てた後に不同沈下が起きて、家が傾いたりすることの無いように、地盤がどの程度しっかりしているのか? 土地の購入前に確認したいことのひとつです。
実際に建築する前には、地盤調査をして基礎工法の選定をしたり、地盤改良の判断をするのですが、地盤改良が必要となれば通常の建築費用の他に数十万単位の工事費がかかるので、土地の購入前にある程度知りたいのが人情かと思います。
敷地を販売する側で地盤のデータを明らかにしてくれれば理想なのですが、単なる仲介の不動産会社が費用をかけてまで地盤調査をしてくれる例は少ないでしょう。(販売に当たって不利な情報はなるべく明らかにしたくないだろうし・・・・)
そこで一般の方が簡単に出来る地盤の確認として、鉄の棒(1m位が理想)を使った、誰もが出来る方法が有ります。体重をかけても折れ曲がらない強度と、あまり太すぎない(1cm程度)ことが必要で、先は尖っているほうが理想的です。(工事用のピンポールというものが手ごろです。1,200円程度) これを敷地内のあちこちに垂直に突き刺して、体重をかけて見ます。表面から5〜10cm位は簡単に突き刺さるのが普通ですが、その後が問題です。 じわじわと抵抗が増してきて30cm程度で動かなくなる場合(砂質圧密地盤)や、突き刺した直後に大きい石の手ごたえがあり、場所を変えて刺し直しても同様な場合(れき混じり土質)などは、比較的地盤も安定していますが、ずぶずぶと50cm以上も抵抗無く突き刺さるようでは軟弱地盤と言えるでしょう。
また突き刺した棒を抜いたときには先端を見てください。濡れているようであれば湿気が多い敷地の可能性も有ります。近隣の地盤が高かったり、山が接近している場合は雨や雪解けの後で、対象敷地を観察するのもひとつの手です。 表土にコケが密生していたりすることで、水はけの悪さを予想することも出来ます。
もちろん敷地条件の悪さを解消する建築の方法も有る(地盤改良・べた基礎・防湿コンクリート・高床基礎など)のですが、たとえば2つの候補地から1箇所を選定するときなどは、こんなことも意識されては如何でしょうか。
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